【体験談】土地整備で思わず資金難に直面

田舎に一戸建てを建てたい!

子どもと飼い犬が自由に遊び回れる家を建てたいと考え、東京都心から電車で1時間半ほどかかる埼玉の農村地に注文住宅の一戸建てを建てました。

半年ほどかけて、ターゲットにしたエリアの住宅展示場に通い、住宅メーカーを通じて土地探しと住宅設計の打ち合わせを行い、住み始めるまでに1年ほどを要しました。

費用面に関しては、田舎ならではの想定外の出費があり、資金計画に苦戦しました。



資金計画は十分に練ったつもりだった

理想的な土地を探しあて、住宅の設計概要も固まった頃、住宅メーカーの概算書を元に資金計画をたてました。

トータルコストは、土地・住宅合わせて2,800万円ほどになる予定だったため、自己資金で800万円、2,000万円を銀行ローンの借受でカバーする予定でした。

土地や安いが

農村地に土地を買うメリットは、なんといっても土地が安いことです。ただし、農村部の土地を購入する場合、土地代だけでなく想定外の出費が多くかかります。

まず、必要だったのは、市街化調整区域の除外申請でした。農村部の土地の多くは、田畑を保護する目的で、宅地や商用地としての開発が制限されている市街化調整区域に指定されています。

市街化調整区域に指定された土地を購入する場合、隣接する地区に親類が住んでいることを証明し、宅地としての開発を役所から許可してもらう必要があります。

この手続を行うため、近隣の親戚に支援を依頼し、役所で必要書類を取り寄せました。親戚へのお礼などを含め、この時点で十数万円の想定外の出費がありました。

インフラ整備

やっと土地が購入できることになった際、もっと大きな資金の上振れが発生することがわかりました。

元々、購入した土地が農地であったため、水道が引かれておらず、水道管の工事が必要であったことがわかっていました。住宅メーカーの概算にも土地整備費用が盛り込まれており、その中に水道工事費用も含んでいました。

しかし、実際に水道管工事を初めてみると、近くの道路の水道管の手前に消防の浄化槽が埋まっていることが判明し、配管を延長し、浄化槽を迂回する処置が必要であることがわかりました。そのため、計画から500万円の上振れが発生することになったのです。

元々想定していた自己資金800万円は、貯金ぎりぎりの金額だったため、銀行ローンの申請をやりなおし、2,500万円を借り受けすることに決めました。

幸い、ローン審査は限度額一杯で何とかクリアすることができ、無事に家を建て、住み始めることができました。

資金計画では数百万単位でバッファを用意すべし

この経験から、住宅建設に必要な金額感の大きさを思い知らされました。

私の場合、水道管の延長というレアケースでしたが、土地を購入したら土壌改良に数百万かかったなど良く聞く話です。

資金計画を立てる際は、住宅メーカーともよく協議のうえ、数百万単位でバッファ(余裕)を確保すべきでしょう。

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