【体験談】終の棲家とするため、建てる時に配慮と工夫を

長く住む為の配慮・工夫

住宅を建てる際には、色々と便利さを盛り込みたいものです。

我が家を建てる際には、38歳で4人家族と言うその時の生活環境に最適なだけでなく、子供が独立して以降の住み方、私達が高齢化した時にも、できる限り自宅で暮らせるようにと、人生全体を見渡した上で、その各ステージに便利な生活が送れる配慮・工夫を行いました。

2階建て住宅で、1階は洗面所、浴室、トイレとダイニングキッチンと和室のリビングとし、2階には小さなトイレと取り外しが比較的簡単な間仕切りを用いて3部屋を設けました。この配慮・工夫について以下に少し詳しく記載します。



建てた当初の生活への適応と将来の変化対応への配慮

建てた当時は、夫婦と息子と娘の4人家族で、2階を夫婦の寝室と2室の子供部屋として間仕切りを設け、プライベート空間を個別に設けました。

間仕切りは壁ではなく、比較的簡単に外せる厚みのあるパネル用のものを嵌め込む形として、子供が独立した場合、その時に最適な間取りに変更しやすくしました。

建てた当初には、子供が独立した後の夫婦2人での生活パターンは十分にイメージできませんでしたが、それだけにどの様なスタイルにもリフォームしやすい事を配慮したものです。

また夫婦2人での生活となり、さらにその先に、高齢化した際の事にも可能な配慮を行いました。そのポイントとしては以下のようなものです。

第1には、高齢化すると就寝中にトイレに起きる事が多くなる事を配慮して、寝室のある2階にも小さなトイレを設けました。

第2には、1階の廊下は広めにし、トイレの入り口も引き戸として幅広くし、車椅子での利用も可能な配慮を施しました。

第3には、1階のリビングは敢えて和室とし、老後にもくつろげる様に配慮しました。また、高齢化で足腰が弱った時に、そのリビングを寝室と小さな居間として転用できる事も配慮したものです。

こうした長く住み続ける事にポイントを置いた設計をお願いした事で、2階の間仕切りを外した基本構造は非常にシンプルなものとなり、収納スペースがやや少なくなってしまいました。

その欠点を取り除くために、2階の上に屋根裏収納を設けて収納スペースを増やしてもらいました。

終の棲家とするための配慮・工夫のメリットと難しさ

以上の様に、我が家を建てる際には、終の棲家とする為に、人生の各ステージに対応できる配慮を行う事に重点を置きました。しかし、そのため建てた当初のベストではなく、ベターな状態で少し我慢せざるを得ない点もありました。

また、子供が独立した後の夫婦2人のベストな生活パターンを見通す事は難しく、まして足腰が弱り、場合によっては軽度の介護が必要な状況を想定する事は非常に難しい事でした。

設計士さんに想いを話し、それを両親の意見や設計士さんの経験を最大限に生かして、希望の長く住み続ける事が出来る終の棲家を建てました。

その為に、費用は1割程度アップしましたが、後々に大規模リフォームをする費用が抑制される事を考えれば、むしろトータルでは安上がりになるだろうと、自己満足しています。

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