【体験談】失敗した経験から分かる、失敗しない一戸建ての購入方法

一戸建てを建てるまでの経緯

結婚して子供が二人でき、最初は会社の借り上げ社宅に入居していました。周囲が会社関係者ということもあり、何か問題があっても解決しやすく安心して住めるのではないかという理由からでした。また家賃補助もあったので経済的にもかなり助かりました。

しかし、結婚して5年目以降は遠方への転勤が続き、その度に妻と子供を伴って引っ越しを繰り返す生活が始まりました。

子供が小さいうちはそれでもよかったのですが、学校に入学する年齢に達すると転勤の度に子供も転校させるのがとてもつらく、子供の精神的負担を考えると自分が単身赴任をし、どこか妻も自分もよく知っている土地に一戸建てをて建て、そこで子供が転校することなく落ち着いて生活できる環境を整えてあげることが大切なのではないかと思い、思い切って妻と自分の実家の近くに一戸建ての注文住宅を購入することに決めました。



注文住宅の建築から完成に至るまで

当時はバブル時期ということもあり、収入も毎年アップし経済的にかなり余裕のある生活ができるようになっていました。

一戸建ての建築については、建築を依頼する会社は自分の関連会社に依頼すれば安心だと思い、他には見積もりを取ることもなくその会社に依頼しました。

建築に伴う資材やデザイン、部屋の間取りや庭など家づくりのほとんどは家に長くいる妻の気持ちを重んじるのがよいかと思い、そのほとんどを彼女に任せました。

私はすでに遠方に単身赴任をしていたので細かい事情を聴いたり、直接建築会社と話をする機会もなく妻と建築会社との間でやりとりが交わされ、見積もりの金額は5000万円をこえていました。

地価に比べてかなり割高な家だと思ったのですが、妻がその内容に満足しており、それが子供達のためになると信じ、清水の舞台から飛び降りる思いで購入を決心し、そして夢の一戸建てがようやく完成しました。

自分が唯一こだわったところは風呂から庭が見渡せるデザインにして欲しいというところぐらいだったでしょう。

一戸建ての生活が始まってから

家が完成し、妻と子供達はとても喜んで毎日とても充実した生活を送っているようでした。

一方で私は遠方に住んでいたので月に一回帰宅できればいいくらいで、仕事も毎晩10時超えるまで働き、朝も6時過ぎには家を出る生活が続いていました。

そんな折、かの悪名高いリーマンショックを迎えることになったのです。家はローンを組んでいたので毎月の返済額は景気のよかった時のままの利率で請求され、しかも自分の給料は上がることがなくなるという恐ろしい状況が待ち構えていました。

また追い打ちをかけるように家族とともに過ごす時間が少なくなったこともあり、妻とのコミュニケーション不足になり次第に些細な事でもめることが多くなり出しました。それは主に私の給料が下がったことに起因していました。

そして最後には離婚という話まで出だし、散々もめたあげく子供のために養育費をまとめて支払い、そして家を売却してその売却代金を半分妻に支払うという形で離婚が成立しました。

一戸建てを購入する人へのアドバイス

このように、せっかく一戸建てを手に入れ幸せな生活が続くのだという夢は無残にも砕け散ってしまいました。一戸建てを購入することは一種の博打です。売却価格が購入価格を上回るということはまずありえません。

これから一戸建てを購入しようと考えている人にできるアドバイスは、できればローンを組まずに現金で支払いできる金額のものを購入することをお薦めします。

ローンを組むとローンを返済するために仕事をするという感覚に陥り、自分も生活へのモチベーションが下がりまたローンの支払いのために家族の生活レベルを下げなければならない事態も出てくるからです。

また景気はいつどのように変わるかわかりません。それによって一戸建ての売却価格はかなり左右されます。

私のように離婚にまで発展しないようにするためにも、一戸建てを建築する際には是非将来起こりうる様々な要素を十分考慮したうえで、妻任せにせず、自分も積極的に家づくりに携わってほしいと思います。

【体験談】マンションはやりくりが大変、金額面と子育ての事を考えて新築一戸建てに!

2017.12.16

【体験談】理想のマイホーム造りはデザインとお金の両面から考える

2017.12.01

スポンサーリンク